お知らせ
高熱や発疹の症状が出た場合は、早めの受診を
2016年08月25日/お知らせ
西宮市在住の学生が、海外旅行から帰国後に麻疹を発症しました。この学生は8月14日、高熱などの症状がある状態で千葉市で開かれた大規模なコンサートを訪れ、その後、麻疹と診断されました。男性は自分が麻疹に感染していることには気づいていなかったということです。
麻疹は高熱などに続き、全身に赤い発疹が出るのが特徴で、重症化すると最悪の場合、死亡することもあります。また、空気感染で広がり、感染力が非常に強いのも特徴です。
そのため、今後さらに患者が出る可能性もあります。
麻疹は感染力が強く、空気感染や飛沫(しぶき)感染、接触感染など様々な経路で感染します。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症します。感染して約10日後に、風邪のような症状が出た後、高熱や発疹が出ます。妊娠中にかかると流産や早産を起こす可能性もあります。
発熱や発疹などの症状が出た場合は、人の集まる場所には行かず、医療機関に連絡したうえで受診して下さい。