お知らせ
4ヶ月が過ぎました―城東区における当院の役割を考えた 外科の取り組み
東大阪病院外科部長に着任して四ヶ月が経ちました。これまで東大阪病院ではしばらくの間、積極的な外科手術が停滞しておりましたが、本年四月から外科常勤医が二名体制となり一般外科・消化器外科手術を本格的に実施しております。具体的には本年四月からの四ヶ月間で表に示した手術症例を行いました。しかし、この数字だけで本当に東大阪病院の外科が復活したとは思えません。今後、安定した手術症例を得るためには城東区だけでなく他の地域の開業医の先生方にもっと東大阪病院の外科を認識頂き「東大阪病院の外科なら安心して紹介できる」、地域にお住まいの方々には「東大阪病院でなら安心して治療を受けられる」と言って頂けるように、スタッフ一丸となって努力していく所存です。これからも患者さんと御家族の立場を大事にしてチーム医療を行っていきます。どうぞ宜しくお願い致します。
病名 | 胃癌 | 大腸癌 | 胆石 | ヘルニア | 痔 |
件数 | 3例 | 9例 | 2例 | 7例 | 3例 |
指や足など外傷 / 身体にできた出来物/ 巻き爪/ 胸が痛む(気胸疑い)/ 胆石/ 胆嚢炎/ 虫垂炎/ 鼠径ヘルニア/ 痔/ 胃がん/ 膵臓がん/ 胆管がん/ 大腸がん
一般外傷とは?
一般外傷とは、創傷(皮膚表面のけが)など一般的にけがと総称されるものをいいます。傷や火傷は直接命とかかわるわけではないため、「つばをつけておけば治る」「洗って傷テープをはっておけば」「これくらいで病院に行くのは」等の考えで多くは家庭で対処されてきたのではないでしょうか。「傷跡」を残さないためにも、受傷直後の来院をおすすめします。
胃がんとは?
胃がんは特に日本人に多いがんです。しかし、早期発見・治療によって完治可能ながんとも言われています。胃がんの原因は、食塩の過剰摂取や毎日の飲酒、野菜や果物の摂取不足、タバコ、ピロリ菌などが関わっているとされています。早期胃がんには症状は無く、がんの進行によって症状が出現します。早期発見のためにも、四十歳以上の方は胃がん検診をおすすめします。