苦しくない・負担の少ない 内視鏡検査(東大阪病院) 社会医療法人有隣会 東大阪病院

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便秘

ガイドラインでは「自発的な排便回数が週に3回未満である」「排便をするときに4回に1回は強くいきむ必要がある、硬便である、残便感がある」等の項目が挙げられます。

皆様も日常思い当たる節があるのではないでしょうか?

便秘症は比較的多くの方にみられる症状ですが、60歳以上になると急激に有症状率が増加するといわれています。

症状

腹部膨満感や腹痛、排便後の残便感等多様な症状を引き起こします。

原因 リスク

便秘症は

  1. がんや炎症等で腸が狭くなっているなどの腸自体の通過が悪くなり起こる
  2. 糖尿病や内分泌等などの病気が原因で起こる
  3. 薬剤の副作用により起こる

など原因が明らかなものと

4それらの原因を認めないもの

に分けられます。

治療

原因が明らかなものは狭くなっているところを手術で切り取ったり、病気が原因であればその病気を治療する。薬の副作用であれば原因となる薬を中止あるいは副作用のない薬に変更します。

そうでない場合には、まずは食事や運動等、生活習慣の改善が基本となります。すなわち朝昼夕の規則正しい食事摂取による腸運動の活性化、食物繊維と水分の摂取、適度な運動(ウォーキング・階段の昇降・ラジオ体操等)、前傾姿勢(ロダンの“考える人“の姿勢は直腸と肛門の間が便を出しやすくする角度にします)です。

ただ多くの方はなかなかこれだけで便秘が改善せず下剤を使用する方も多いかと思います。

ひとことで下剤といってもいろいろな種類がありその特性を知ることも大切です。

便の形状を変化させて通りをよくするタイプの薬と大腸の運動を刺激するタイプの薬に大きく分かれます。前者の下剤が一般的であり便の形状を改善します(理想はバナナの硬さ)。後者の刺激性の下剤は作用は強いのですが腹痛を生じたり長く使用することにより腸の運動低下や拡張を引き起こす場合もあり漫然と使用するものではありません、頓服薬として使用することが望ましいです。

ほとんどの方が明らかな原因を認めないものにあたるのですがやはりがんの可能性のある場合には内視鏡等の検査で正しい診断が大切です。

  1. 継続する発熱や体重減少がある
  2. 排便習慣の急激な変化がある
  3. 血便がある
  4. 50歳以上である
  5. 大腸がんの家族歴がある

等の場合にはとくに検査を行うことが勧められます。

文責:東大阪病院 消化器内科 部長 柳生 利彦
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