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カンジダ食道炎
カンジダ食道炎とはカンジダという“カビ”の仲間が食道に住み付き増殖し炎症を起こす病気です。カンジダ菌は健康な人にも存在していますが免疫力が低下した場合発症しやすくなります。
症状
健康な人にはほとんど症状がありませんがひどい場合は食べ物を飲み込むときにつかえを感じたり胸やけを起こしたりします。さらに吐き気や食欲不振などもみられることがあります。
原因
何かの病気の治療中でステロイドや抗生物質を使用している方及び高齢者など免疫力の低下した方などにおこりやすくなるといわれています。
検査
胃カメラでわかります。場合により組織検査や培養検査を行い確定することもあります。バリウム検査やCT検査ではわかりにくいです。
治療
カンジダ菌をやっつけるために抗真菌薬をのんでもらいます。シロップや錠剤など患者さんの状態に合わせて処方します。多くの場合数週から数カ月で改善します。
予防
口内に存在するカンジダ菌が悪さをすることで発症するためバランスのとれた食事、十分な睡眠、禁煙、うがいなどによる口内を清潔に保ち予防に心がけましょう。