苦しくない・負担の少ない 内視鏡検査(東大阪病院) 社会医療法人有隣会 東大阪病院

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大腸カメラはどこから挿入するのですか?

大腸カメラは、肛門から挿入します。

なぜ肛門から挿入するのか?

大腸は、消化管の中で最も長い部分で、肛門から盲腸までつながっています。大腸カメラは、この大腸の中を直接観察するために、肛門から挿入し、大腸全体をくまなく調べます。

検査の流れ

  1. 準備:
    検査の前日には、下剤を飲んで腸の中をきれいにします。
  2. 挿入:
    仰向けになった状態で、肛門に内視鏡を挿入します。
  3. 観察:
    内視鏡の先端についているカメラで、大腸の内壁を拡大して観察します。
  4. 空気注入:
    大腸を膨らませるために、空気を注入します。
  5. ポリープ切除など:
    必要に応じて、ポリープの切除などの処置を行います。
  6. 抜去:
    内視鏡をゆっくりと抜去します。

検査中の痛み

検査中は、腸が伸ばされたり、内視鏡が擦れたりすることで、痛みを感じる場合があります。しかし、鎮静剤を使用することで、痛みをほとんど感じずに検査を受けることができます。

検査を受けるメリット

大腸がんの早期発見: 大腸がんは早期発見・早期治療が大切です。
ポリープの発見: 大腸がんの原因となるポリープを早期に発見し、治療することができます。
その他の病気の発見: 大腸だけでなく、他の病気も発見できる可能性があります。

検査を受ける際の注意点

  • 医師に相談する:
    過去の病歴や、現在服用している薬など、医師に詳しく伝えましょう。
  • 不安なことは質問する:
    検査について不安なことがあれば、事前に医師に質問しましょう。
  • リラックスする:
    検査前に十分な睡眠をとり、リラックスして検査に臨みましょう。

まとめ

大腸カメラは、肛門から挿入して行う検査です。痛みを伴うこともありますが、鎮静剤を使用することで、ほとんど痛みを感じずに検査を受けることができます。大腸がんの早期発見のためにも、定期的な検査をおすすめします。

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