よくある質問
大腸カメラはどこから挿入するのですか?
大腸カメラは、肛門から挿入します。
なぜ肛門から挿入するのか?
大腸は、消化管の中で最も長い部分で、肛門から盲腸までつながっています。大腸カメラは、この大腸の中を直接観察するために、肛門から挿入し、大腸全体をくまなく調べます。
検査の流れ
- 準備:
検査の前日には、下剤を飲んで腸の中をきれいにします。 - 挿入:
仰向けになった状態で、肛門に内視鏡を挿入します。 - 観察:
内視鏡の先端についているカメラで、大腸の内壁を拡大して観察します。 - 空気注入:
大腸を膨らませるために、空気を注入します。 - ポリープ切除など:
必要に応じて、ポリープの切除などの処置を行います。 - 抜去:
内視鏡をゆっくりと抜去します。
検査中の痛み
検査中は、腸が伸ばされたり、内視鏡が擦れたりすることで、痛みを感じる場合があります。しかし、鎮静剤を使用することで、痛みをほとんど感じずに検査を受けることができます。
検査を受けるメリット
大腸がんの早期発見: 大腸がんは早期発見・早期治療が大切です。
ポリープの発見: 大腸がんの原因となるポリープを早期に発見し、治療することができます。
その他の病気の発見: 大腸だけでなく、他の病気も発見できる可能性があります。
検査を受ける際の注意点
- 医師に相談する:
過去の病歴や、現在服用している薬など、医師に詳しく伝えましょう。 - 不安なことは質問する:
検査について不安なことがあれば、事前に医師に質問しましょう。 - リラックスする:
検査前に十分な睡眠をとり、リラックスして検査に臨みましょう。
まとめ
大腸カメラは、肛門から挿入して行う検査です。痛みを伴うこともありますが、鎮静剤を使用することで、ほとんど痛みを感じずに検査を受けることができます。大腸がんの早期発見のためにも、定期的な検査をおすすめします。