[大腿骨骨折(脚の付け根・太ももの骨の骨折)について]
脚の付け根・太ももの骨を骨折(大腿骨骨折)の治療・手術・入院・リハビリ
大腿骨骨折の治療方法にはどのようなものがありますか?
病院に搬送されると、できるだけ早く手術が行われます。これは、骨折後の寝たきり状態による合併症(※)の予防のためです。除痛・機能回復・早期療養が手術の目的です。骨折による合併症の予防・生活動作再獲得の為のリハビリテーションも行います。
当院では、術前からリハビリを開始しています。
大腿骨骨折の治療や手術の方法も、患者さんの年齢や骨折部位のずれ(転位)の大きさ、そして軟骨のすりへり(関節症)などによって異なります。
どのような手術を行うかは、事前に医師から説明がありますので、わからないことや不安なことはその時にぜひ聞いてみましょう。
(※) 「合併症」ついては「手術後に注意しておくことはありますか?」を参照ください
大腿骨骨折の治療法としては、①自分の骨をくっつける方法(骨接合術)と②人工物に置き換える方法(人工骨頭挿入術、人工股関節全置換術)の2つがあります。骨折の状態や、骨折の発生した部位などによってどちらの手術を行うかを選択します。
① 自分の骨をくっつける方法(骨接合術)

② 人工物に置き換える方法(人工骨頭挿入術、人工股関節全置換術)
