[こんな時は救急外来へ!!症例別Q&A]
高齢者が「転倒」した時の対応・対策
院内トリアージを実施しています。
院内トリアージとは?
救急外来の患者さんに看護師または医師が病状をうかがい、診察の優先度を決めさせていただきます。
ついては、診察は受付順ではありません。優先度により待ち時間が長くなる場合がありますのでご了承ください。
東大阪病院
冬に増加する“転倒”にご注意下さい
転ぶ要因を無くそう!【環境編】
転ぶ要因を無くそう!【カラダ編】
- 筋力が低下すると、脚が上がりにくくなります。
日頃からウォーキングなどで足の筋力をつけ、歩くときは脚をあげることを意識しましょう。 - 座ったまま・寝ころんだまま行える運動もあります。
ストレッチなどで足首を柔らかくするのも良いです。 - 薬によっては。副作用でめまい、ふらつき、脱力感などが起こる場合があります。薬を服用する際は注意事項をよく読み、心配であれば医師や薬剤師に相談しましょう。
対策をしても転倒してしまった場合は
まずは、安静にして、打った場所や出血を確認します。
- 骨折の可能性があったり出血が多い場合は医療機関へ。転倒した時は何ともなくとも、しばらくしてから腫れたり、痛みが出てくる場合もあります。
- 頭部を打っている場合は、出血がなくても48時間は様子を見てください。
吐き気がある、ろれつが回っていない、歩行状態がおかしいなどの症状がある場合はすぐに医療機関を受診して下さい。
対策をしても何度も転倒が続く場合は、病気の可能性も疑いましょう!!