[診療科]
消化器内科
消化器内科について
上部消化管(食道、胃、十二指腸)、下部消化管(大腸)、肝臓、膵臓、胆管、胆のうなど消化にかかわる臓器の治療を行っております。
様々な消化器症状に対し診察、胃カメラ、大腸カメラ、CT、超音波などで原因を調べ症状に合わせた治療を行います。
内視鏡も電子内視鏡システムを備え、健診や人間ドックの二次検査としての精密検査も行っております。
患者さんの立場に立ち、患者さんに安心していただける医療を提供していきたいと考えております。
受診される患者さんへのメッセージ
消化器疾患で緊急性の高い疾患に対しても、対応できるよう体制を整えておりますので、そのような際には電話でお問合せ下さい(電話:06-6939-1121(代表))。また、消化器がんの検査も行っており、がんの心配な方は積極的に検診を受けて下さい。詳しい検査の情報は コチラ をご覧ください。
医師紹介
東大阪病院 副院長
坂東 具樹(ばんどう ともき)
- 日本内科学会認定総合内科専門医
- 日本消化器病学会認定消化器病専門医
- 日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医・指導医
柳生 利彦(やぎゅう としひこ)
-
- 日本消化器病学会認定消化器病専門医・指導医・近畿支部評議員
- 日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医・指導医・近畿支部評議員・学術評議員
- 日本大腸肛門病学会認定大腸肛門病専門医・指導医・評議員
- 日本臨床腫瘍学会指導医
- 日本外科学会認定外科専門医・指導医
- 日本消化器外科学会認定消化器外科専門医・指導医
- 日本内視鏡外科学会技術認定医
- 兵庫医大非常勤講師
- 医学博士
- ECFMG certificate
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・日本消化器内視鏡学会雑誌に掲載されました。
・日本大腸肛門病学会雑誌に掲載されました。
・科学評論社 消化器・肝臓内科に掲載されました。
・Journal of Medical Case Reportsに掲載されました。
診療担当・時間 (消化器内科)
【午前】8:30~12:15 | |||||
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
北野(均) | 北野(均) | ― | 柳生 部分予約 | 北野(元) 部分予約 | 坂東 部分予約 |
坂東 部分予約 |
【午後】13:45~16:45 | |||||
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
― | ― | ― | ― | 北野(均) | ― |
内視鏡検査実績
検査の種類 | 2019年度 検査実績 | 2020年度 検査実績 | 2021年度 検査実績 | 2022年度 検査実績 | 2023年度 検査実績 |
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上部消化管内視鏡検査【胃カメラ】 | 1,664件 | 1,425件 | 1479件 | 1450件 | 1367件 |
下部消化管内視鏡検査【大腸カメラ】 (ポリペクトミー・EMR) | 495件 (145件) | 465件 (124件) | 473件 (118件) | 348件 (95件) | 319件 (83件) |
ERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影検査) | 15件 | 13件 | 30件 | 17件 | 2件 |
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術 胃) | 2件 | 2件 | 5件 | 3件 | 0件 |
胃ろう(PEG)造設 | 40件 | 41件 | 31件 | 27件 | 26件 |
消化管ステント留置術 | 4件 | 7件 | 7件 | 2件 | 1件 |
日本消化器内視鏡学会指導施設
当院内視鏡室は下記の条件を満たしているため、日本消化器内視鏡学会指導施設に認定されています。
- 内視鏡室が設置されていること
- 専門医の教育に必要な各種内視鏡機器を備えていること
- 週間検査件数が十分であること
- 指導医1名以上が勤務、専門医2名以上が常務し、十分な教育体制がとられていること
- 内視鏡検査室専属のコメディカルスタッフがいること
- 病理部門が独立して存在するか、または病理診断を依頼することのできる病理専門施設が定まっていること
日本消化器病学会関連施設
当院消化器内科は下記の条件を満たしているため、日本消化器病学会関連施設に認定されています。
- 消化器系病床として常時20床以上有すること。
- 専門医1名が常勤していること。
- 当該認定施設からの指導医が十分な指導体制がとれること。但し、原則として指導医1名に対し関連施設1ヵ所に限るものとする。
- 研修カリキュラムに基づく研修が可能であること。
GCAP(潰瘍性大腸炎やクローン病 治療法)について
GCAPは潰瘍性大腸炎やクローン病に適用される治療法です。
炎症発生の原因となっている顆粒球を除去や機能を変えることにより炎症を鎮める効果があります。
潰瘍性大腸炎とは
主な症状として粘膜に炎症が起き潰瘍等を形成します。
他に腹痛や下痢、血便も起きることがあります。
比較的に若い年齢での発症が多いのが特徴です。
原因は不明で遺伝的素因と様々な環境的要因(食べ物・薬品・腸内細菌等)が複雑に絡み合い発症すると考えられています。
また症状の改善と再発を繰り返すことが多く、長期に渡り大腸を侵された場合は癌化する傾向があります。
症状を抑えるにはGCAPで炎症の原因である顆粒球を除去することが効果的です。
【顆粒球とは】
元は外から入ってきた細菌やウィルスなどから体を守る役割を持っています。
しかし潰瘍性大腸炎では顆粒球が本来守るべき自分の体を攻撃してしまうことがあります。
GCAPによる治療方法
GCAPの治療スケジュール
重症および難治性 | 一連の治療につき10回 |
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劇 症 | 一連の治療につき11回 |
基本的に週に1度のペースでGCAPを施行します。
GCAPの副作用
血液を体外に出すため
- 頭痛
- めまい等
の症状が出ることがありますが軽度なうえ一過性のものです。
当院でのGCAP施行日
当院では日曜日以外の全ての曜日でGCAPの治療が可能です。
時間帯も一度ご相談ください。